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物流業界ニュース

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ロジスティクスの新たな公的資格試験が登場
JAVADA 「ビジネス・キャリア検定試験」
物流関連の新たな公的資格試験が登場した。

中央職業能力開発協会(JAVADA)の「ビジネス・キャリア検定試験」が今年度からスタート。事務系職種を網羅的にそろえる同試験には、「人事・人材開発・労務管理」「企業法務・総務」「経理・財務管理」「経営戦略」「経営情報システム」「営業・マーケティング」「生産管理」と並び、「ロジスティクス」分野が設定されている。

同協会は、昭和54年に「職業能力開発促進法」に基づき、国の認可を受けて設立された公的機関。専門的職種の「技能検定」の実施で知られている。

事務系職種向けには、平成6年から「ビジネス・キャリア試験」を開始。講座を受講し、修了時に成果確認のための試験を実施するスタイルだった同試験を、「資格試験」としてリニューアルしたのが、今回の「ビジネス・キャリア検定試験」だ。

「細かく分けていた分野を大きくまとめることで、より実践的な内容にした」(能力評価部長の一瀬壽幸氏)と、リニューアルを機に内容の見直しも図った。

特徴は、「事務系職種が体系的に網羅されていること」(同)。これにより、「異なる職務に従事する人々を社内で公平に評価できる」というメリットがある。同氏は「社内での人材マネジメントの一環としてご利用いただければ」とし、「評価や育成はもちろん、採用や配置、昇進・昇格などの処遇決定の際の判断材料としても活用できる」とアピールする。

 「ロジスティクス」分野の試験は、「ロジスティクス管理」と「ロジスティクス・オペレーション」に部門分けされ、それぞれ2、3級が設定されている。

前身の「ビジネス・キャリア試験」に比べ、「より実務に即した内容に仕上げた」(テキスト開発課長の山口満氏)のも特徴。専用のテキストも、苦瀬博仁氏(東京海洋大学教授)、板直登氏(センコー理事)、梶田ひかる氏(アビーム・コンサルティングマネジャー)など、大学教授や実務をよく知る業界のエキスパートを執筆陣として迎え、内容を吟味している。

3級は「係長、リーダーなどを目指す人」が受験者のイメージで、現場知識の総ざらいが中心。2級は「課長、マネジャーを目指す人」が目安で、「マネジメントを含む実務をこなせることが前提となる内容」という。

山口氏は、「特にロジスティクスは『包装』『マテハン』など、個別分野のテキストは多いが、実務に必要となる知識を体系的にまとめたものはなかったと聞く」とし、今回のテキスト発刊にあたり、「物流企業の方からも期待されている」と自信を見せる。

試験実施日程は前期と後期があり、受験できる分野が分かれている。14日に同試験初となる前期試験が行われた。ロジスティクス分野は後期日程で、試験日は平成20年3月2日。受験申請受付期間は同1月4日から16日。受験料は3級が4200円、2級が5250円。

普及推進課長の沼秀明氏(同右)は、「企業にも、試験を受けられる個人にとってもプラスになる資格。ぜひご活用いただきたい」とアピールする。