一筋の光明
- スタッフブログ
久しぶりのブログですが、先日訪問した熊本について少しおはなしをさせていただきたいと思います。

先日熊本市内のホテルに宿泊することがあり、到着した時間が18時ぐらいだったのですがまだ明るく、熊本城まで2km程の位置でしたので立ち寄ってみました。
写真のように現在も崩れたままの熊本城で、地震の傷跡を深く残したままとなっております。
現在45歳の私は25歳から33歳の8年ほど天草の方に住んでいたこともあり、熊本への思い入れは強いのですが、やはり熊本城の姿を見て、さみしい気持ちと自分が何もできない事を悔しく、辛い気持ちでいっぱいになってしまいました。
重ねて、今自分がやっていることが正しいか、このまま進み続けて本当に多くの人を幸せに出来るのか不安にもなりました。
普段あまりこのようなことはないのですが、重い気持ちで出張を過ごし、迷いの中九州のお客様を訪問しておりました。
どこに行くにも私は自分で車を運転し、できる限り多くの方とお会いしたいと思いこの一年で積み重ねた車の走行距離は約6万キロを越えました。
いろんな景色を見て、いろんな人と会って、楽しいこともあり、苦しいこともあり、辛いことも、悲しいことも多くのことが良くも悪くも見えてきます。
熊本を出発し広島を経由し、関西方面へ向けて帰る途中、一本の電話がかかってきました。
急遽、奈良のお客様より、都合のよい時に立ち寄ってもらえないかという電話でした。
有名な奈良県で素晴らしいものを作っている会社様の訪問をさせて頂き、その出会いに感謝し、帰路に向かう途中のパーキングエリアから撮影したのですが、日も落ちかけて厚く覆った雲に隙間から一筋の光明が差し込んでる景色を見た時に自分の中でこみ上げるものがありました。
決して綺麗な写真ではありませんが、「前を向いて進んでいけば必ず光が差してくる、やがて雲は晴れ光が差し多くを照らす日が来る。だから、前を向いて進めよ。」ってそんなことを言われている気がしました。

久しぶりのブログで少し重い話になってしまいましたが、大きく変化する世の中で生き残っていく会社になるには前に進むしかないのです。
足元を見るのも大事です、決しておろそかにしてはいけないこともあります、、、がしかし、前に進まなければ未来はありません。
色んな問題が目の前に立ちはだかった時、この画像を見て自分を元気にしている今日この頃です。
関空運輸株式会社
第2営業部 部長
井山 真也