みなさま、こんにちは

先日、小学生の子供達、約90名と一緒にサマーキャンプに行ってきました。

早朝からシャベル片手に川の流れを調節して、アマゴやマスのつかみ取りの準備です。

私は、朝7時ごろからゆっくりと市役所で子供を迎える準備をしてました(・・。)ゞ

子どもたちは、みな四つん這いになって、必死に魚を追いかけていました。

150匹ほど放した魚も捕まえられて、網のうえ。ありがたくいただきました。

お昼を終えた子供たちは、山の中の青少年活動センターに徒歩で移動。

先生やボランティアのお兄さん、お姉さんとプール遊びをしている間に夕食の準備です。

炭をを熾して、BBQの準備。お米は150人分で、何升か何斗か沢山あって、よくわかりませんでした。

準備の間中、子供たちのきゃーきゃー騒ぐ声が楽しそうで、汗をかいても苦にはなりません。

お次は、キャンプファイヤーです。

お兄さんとお姉さんが子供達を上手にまとめて、歌ったり、踊ったり、ゲームをしたり。

丁度1時間ほどで炎も小さくなり、外も真っ暗、あっという間でした。

夜道を懐中電灯で照らしながら、宿舎に戻ってお風呂タイム。

子供達と制限時間15分いっぱいで入りました。それぞれの家庭で洗い方、順番、お湯の節約の仕方など家庭教育が垣間見えました。

夜は、ご想像の通り、興奮して眠れない子がいつまでもこしょこしょしゃべったり、トイレにうろうろしたりしていました。まだ男の子は早く寝た方で、女の子で全く寝なかった部屋もあったそうです。

翌日の朝は、ラジオ体操をして、朝ご飯の用意。それからドッジボールをして遊びました。

お昼前に保護者の方が迎えに来る市役所に移動するのですが、その頃から子供たちが急激にトーンダウン。さっきまでじゃれついてきた子供たちが大人しく、なんとなくすねているような雰囲気。

終わりを知ると寂しいんでしょうね。頭を撫でて、肩をたたいても、うつむき加減で・・・たったの2日間ですが愛しくなりました。

それでも、子供たちが去ってしまうと、さっきまでの喧騒がうそのように静まり返り、子供たちの生命の強さや輝きを改めて感じました。

ゆとり教育から学力向上への取り組みに舵を切り、大津のいじめの問題も自らの問題と受けとめ、志ある先生や、コミュニティーの方が沢山います。

何とかしたいと思う中で、制約のために行動できなかったり、責任だけが追及されて、権限を持たせてもらっていない教育現場の姿もあるように思います。

今日から夏休みです。たまに早く帰った日には、学校の事や友達の事に関心を持って聞いてあげる事も、とても大切だと思います。

『お互いに関心を持つ』事から、思いやりや優しい心を育むんじゃないかと、そこから良い社会、いい人間関係が築けるんじゃないかと今回のサマーキャンプでは、教えられたような気がします。

蔵屋敷　権治